ballroom dance

ラテンの姿勢【下半身】

下半身、、上半身を支える存在

『ラテンの姿勢』第3回

前回、上半身は姿勢の要だ

とか言っておきながら、こんなことを書くのはアレなんですけど

同じくらい重要なのは下半身の在り方ですよね

だって、下半身って上半身を支えて実際に歩くわけなのだから。

ですから、今回は下半身の在り方に意識を向けて書いてみましょう。

それでは let’s GO

骨盤の位置

まずは骨盤の位置から確認していこう

一言で表すと、骨盤は地面からまっすぐ立てましょう。

まずは、ありがちな良くない例を見てみましょう

猫背系(骨盤後傾)

まずはコレ

猫背の人にあるのは骨盤が後傾してしまう状態

膝も曲がりやすく、上半身に猫背の影響を与えてしまいます。

シンプルに姿勢が悪いですね

比較的に男性に多い様な気がします。

鳩胸型(骨盤前傾)

次はコチラ

これは圧倒的に多いです。

これは骨盤が前傾し過ぎてしまい、

お尻が出てしまっています。

お尻が出ていると言うことは、上半身の前面が広がり鳩胸状態になりやすいのです。

前回に書きました上半身の腹筋を集めると言う話が、実行できなくなります

このお尻が出る状態は、女性の方が多いですね。

なぜなら、女性はヒールの高いラテンサンダルを履いていますので、バランスが前に行きやすくなります

なのでバランスの帳尻を合わせて立つために

お尻を出してしまいやすいのです

骨盤は地面から垂直に

こちらですね

足の裏(ボール)から垂直に線を引くと坐骨を通過して背骨に繋がります

そして、そのまま後頭部へと繋がる一本線になるのです。

では、こうするために必要な動きを考えてみましょう。

⑴腹筋を集める・引き上げる

上半身の回でも書きました

腹筋を引き上げて集める。

これにより骨盤を動かして立てます

前面(腹筋)を集めると、

逆側の背面(腰部)は拡がる感覚になります。

⑵ハムストリングスで支える

二つ目は脚部の太腿の裏側

ハムストリングスを意識しましょう。

骨盤というものをハムストリングスの筋肉群が下から支えているような感覚です。

やはり、普段の一般的な生活の中で歩くにしてもどの筋肉が動いているかなどを考えたり感じながら生活することは殆どないので、意識しにくいことです

ですので初心者の方は

自分にハムストリングスがあるんだと言うことを意識して、動かしたりしてまず感じ取ることから始めましょう

⑶脚部の中に2方向を意識しよう

こらはちょっと難しい感覚です

そもそも文章に書くのも難しい感じ

脚を、まっすぐ伸ばす中で

脚部の中でも動きがあると意識しましょう。

鼠蹊部からへ向かう、体重を地面へ抑え込む方向の力

から鼠蹊部を通って、地面から身体を反発させる力

この2つの正反対の力が

脚部の中にあります

姿勢を制御して生活をより良くしよう

ここまで、ラテンの姿勢について書きましたが

姿勢はダンスとかの話だけではなく、踊ることの無い人であっても

立ち居振る舞い、そしてメンタル的な部分にも関わってきますので

皆さんも姿勢を良くして、人生をより良くしていきましょう