基礎と言えばルンバウォーク
ラテン入門、ルンバウォーク編に入っていきましょう。
社交ダンスは、歩く姿が踊りになったと言われる位に「歩く」と言う運動が重要な踊りです
なので、ラテンにおいてはこのルンバウォークが基礎中の基礎と言うことになります
では、このルンバウォークについても少しずつ書いていきたいと思います
前回の立ち姿・脚の形をふまえて見ていきましょう
ルンバウォーク【前進】
前進している場合は、足がまっすぐである事もとても大切ではありますが
まっすぐな姿勢(立ち姿)について気をつけていきたいです
写真(右)では、後ろのサポートしている脚に対して上半身がまっすぐになっています。
これでは前傾姿勢と言うよりも、上半身が落ちてしまっている。と言う感じです。
姿勢を説明した時のように、お腹を引き上げることができず、姿勢が悪くなってしまいます。
一方、写真(左)では、前にある立っている脚に対して姿勢がまっすぐになっています。
こうすれば、地面から垂直に骨盤を立てることができるとともに、背骨・頭がまっすぐになります。
さて、ルンバウォークと言うからには歩いているわけです
次の一歩を出す時、左右の足を入れ替えるわけですが、足を閉じた状態(クローズ)でも写真のような違いが出ます
写真(右)では、体が『く』の字に折れてしまい、地面からまっすぐな姿勢とは言えません。
お尻が、突き出てしまっています
上半身が前に倒れているために、お尻を後ろに突出して、前後のバランスの帳尻を合わせている形です。
写真(左)は、骨盤が立っているので、バランスが前傾したり後傾したりすることなく
バランスはまっすぐです。
ルンバウォーク【後退】
前進があれば交代もあるわけです。
では、後退はどうなっているでしょう
生き物の構造上、前に歩くのは自然な行為ですが後ろ向きに歩くというのはイレギュラーな行為です。
ですので、前進と全く同じように地面から垂直の姿勢をしようすると
不都合が起きやすいです。
いきなり写真の中の私が変わりましたがww
後退で起こりやすいのは移動に伴う、バランスの後傾です。
写真(右)はまっすぐな姿勢になろうとしていますが後向きに歩いていることにより、上体が後傾してしまって
コケそうです。
後向きに歩く場合は、写真(左)のように少し身体の前傾を意識すると良いでしょう
実際に後退してみると、ちょうど良い姿勢になり動き易くなることが多いです。
※後退の時の脚について‼︎
写真(右)の
バナナ脚が本当に多い
足首が折れて脚がクタっとしています。
足のアウトサイドが全体的に床に着いています。
歩くというより足を引きずっていることになります
写真(左)のように、ちゃんと地面を押すためにも内の踝を前に向けるつもりで脚を外旋させて、親指の先で床を押せるように足首をしっかり立てましょう
基礎って大体難しい
単純な事ほど難しい。
基礎ほど難しい。
簡単だから難しい。
基礎中の基礎ルンバウォーク。。どんなプロでも先生でも
今日も明日も練習する基礎です。
入門者編ルンバウォークの気をつけたいところを書きました
正直、まぁまぁデフォルメして書いているところもありますが
今回、書いたことは
どれもこれも本っっ当に多いんです。いやマジで、、、なので
初心者の方はこの記事の事を少し思い出して活用してみてください
