散文

タイタニック観光ツアー潜水艦事故

タイタニック

あの映画にもなったタイタニック号

1912年処女航海で氷山に衝突して沈没した豪華客船

それを、調査という名目で観光ツアーを組んでいた会社の

潜水艦が事故になった。

ここ4日間くらいニュースで持ちきり

緊急用酸素の残り時間〇〇時間‼︎みたいにね

結果は最悪の結果になってしまった

乗組員5人全員が生存、絶望的。

まぁ、水深4000mで潜水艦が大破したのならば

生きていられるわけがないよな。

本当、心よりご冥福をお祈りしますわ。

かわいそうに、、、

大破

アメリカ沿岸警備隊が潜水艦の残骸の一部を発見したという

それならば当然、潜水艦はバラバラだろう。。

アメリカ海軍は潜水艦が行方不明になった数時間後に

ソナーで爆発的な音波を感知していたという。

総合的に推測して

潜水艦と連絡が取れなくなった時に、つまり大破していたんだろう。

今まで4日間、海の底で孤独に耐えているかもしれないという可能性のもと

皆さんが必死に捜索していたが、すでに大破していたようだ。

爆縮

という状況だったらしい

爆発という言葉はよく聞くが

爆発とは、『急激な体積の膨張』の事

爆縮とはその逆である。

深海で救助を待っているのならば

真っ暗闇の中で、体も動かせないほど狭く、人が密集していて

酸素も刻一刻と無くなっていく。

そんな絶望感の中にいると思うと、

自分なら間違いなく気が狂うだろう恐怖

じわじわと迫る死というのは耐え難いだろう。

一方、爆縮であった今回の事故

じわじわと死が来るわけではないけれど

何が起こったか分からないうちに死んだんだろうか。。

正直、せめて、、せめて苦しまなかった事を願いたい。

人災と天災・人の領域

今回のことや、他にも歴史上の様々な事故があるが

こういうことを知ると、やっぱり

人は陸上動物なんだな

ということを痛感する。

やはり、海の生き物ではないし空の生き物でもない。

人の領域は地上なんだな。しかも基本的に温暖な気候の生き物

それを、高度な知識と技術で克服しているんだな。

深海に行くことがダメとは思わない

宇宙に行くことがダメとは思わない

リスクをともなって、枠を広げるからこそ進化し理解してきたのだ。

だから必要なのだ。

だからこそ、その逆もまた然り

人という生き物の領域はここまでだったんだな、と感じる事も重要なのだろうな

水は怖い

先日の大雨の時もそうだったのだが

この深海の話にしても

本当に思うのは

水はマジで怖い